マカオのカジノVIPマーケティングに激震
マカオのVIPマーケティングをリードしてきた香港大手のサンシティグループは、今月10日をもって運営する全てのカジノのVIPルームの営業を終了した。先月27日に同グループ代表のアルビンチャウ氏の逮捕を受けてカジノでのジャンケット業務が停止されていた。サンシティは、昨年6月にベトナムにIRをソフトオープンし、またフィリピンでもIRを開発中であった。
マカオのカジノ収益は9割をVIP部門が占めており、そのほとんどがジャンケットによるものであったため、この度の中国当局の取り締まりはマカオのカジノ業界全体に打撃を与えることになりそうだ。
*ジャンケットの仕組みと不正の温床と呼ばれる要因についてもIGSカジノスクールで詳しく解説いたします。
マカオの太陽城集団、「ジャンケット」業務を終了-関係者
マカオのカジノ関連会社、太陽城集団(サンシティー・グループ・ホールディングス)は10日をもって、カジノに上客を案内するいわゆる「ジャンケット」業務を終了したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
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(2021年12月12日|Bloomberg)